2018/02/27

オンラインレンダリングサービス (編集中)

国内(Autodeskと正式にクラウド利用でのライセンシングしているサービス)

Amazon / AWS+Deadline
ThinkboxがAmazonに買収されJOB管理システムのDeadlineから
AWSと密な連携でJOBの処理が行えるようになりました。
前提としてDeadlineのSSL認証でのDB接続設定AWS Portalの設定など
個人ユーザーからするとローカル・クラウド側の環境構築のハードルが少し高めです。
またインスタンス(計算用のノード)の起動・終了処理がデフォルトでは手動のため
個人・プロダクションで円滑に使用するためには追加で開発が必要です。
Deadlineによるローカル側とクラウド側のJOB管理機能+AWSのパワーをまとめて使えるのでメリットは多いです。
特にソフトウェアのライセンスが柔軟にコントロール出来るのでコスト面でも有用です。
IndyzoneがCROSSという別サービスで上記の面倒な部分を請け負っています。

Deadline10でのAWS連携の図はこちらの資料が分かりやすいです。
比較的最新Verでの解説動画もありました。


Google / Zync
既存のJOB管理システムと連携はできませんがWebインターフェースでの
Zync専用JOB管理システムと各種ソフトからのSubmitPluginが用意されています。
シーンがロードしているファイルがローカル・ネットワーク内に点在していても
収集してZync側に送ってくれるので個人ユーザーの方でも使いやすいですね。
また上記AWSと違いデフォルトだと50台までのインスタンスをSubmit時に
数を指定していれば起動・終了処理は自動で行われるのでお手軽です。
Zyncも上記のCROSSが請け負いしています。

余談ですが海外の大手でGoogle使ってます!って事例ではZyncではなく
大抵GCPで自分たちで環境を作って自社のフローの延長線上においています。


Microsoft / Azure Batch
まとめ中

ネクストスケープ / NS-Render
CORSSのAzure版ですね、ネクストスケープがサポートに入るようです。

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海外

Conductor (他と比べると選択出来るメモリ量が膨大)
GridMarkets
RenderBuzz
RenderCore
REBUS Farm
RenderFlow
Render Rocket


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(2010年の情報)
・IBM Computing on Demand

こちらは国内数社実績有りだけど海外のサービスと違ってソフトウェア毎の環境構築が諸々必要。
オプションで高速な自社とDCCoD間の転送or同期サービスがあったような気がした。

2018/02/26

GPUの稼働率をチェック

・nVidiaInspector(2010年のものなので古いです)

nVidia製GPUの詳細なプロファイル管理やオーバークロックも出来るツールです、
GPUの稼働率も分かるのでこれだけあれば十分かなと。
ツール上では画面中央左下くらいにある「GPU Load」という項目です。

ダウンロードはこちら

※2018年追記
・GPUProfiler


・タスクマネージャー(Win10 FCU~)

去年「Japan GPU Accelerated VDI Community Meetup #8」に参加した際に
nVidiaのJeremyさんが開発しているツールとして紹介されていました。
今のWindows10FCUだとGPUの使用率はタスクマネージャからも参照出来るので
この手のツールは必ずしも必要ではなくなりましたがlog取れるのは便利ですね。

ダウンロードはこちら


個人ユースなら上記のツールでもいいですがプロダクションでGPU Renderをそこそこの規模で活用する場合は稼働率をきちんとモニタリングしたいですよね。
nVidiaのGPUを使っている場合はWin/Linuxに限らずnVidiaドライバに含まれている
nvidia-smiを利用してZabbixなりの監視システムとつなげると便利です。

別の画面ですがZabbixではこのようなモニタリングが可能です。



GPUの使用率やメモリの使用率を監視し、本当に足りているのか? 過剰だったか?
等機材の更新や追加の際の判断材料となります。