・Amazon / AWS+Deadline
ThinkboxがAmazonに買収されJOB管理システムのDeadlineから
AWSと密な連携でJOBの処理が行えるようになりました。
前提としてDeadlineのSSL認証でのDB接続設定、AWS Portalの設定など
個人ユーザーからするとローカル・クラウド側の環境構築のハードルが少し高めです。
またインスタンス(計算用のノード)の起動・終了処理がデフォルトでは手動のため
個人・プロダクションで円滑に使用するためには追加で開発が必要です。
Deadlineによるローカル側とクラウド側のJOB管理機能+AWSのパワーをまとめて使えるのでメリットは多いです。
特にソフトウェアのライセンスが柔軟にコントロール出来るのでコスト面でも有用です。
IndyzoneがCROSSという別サービスで上記の面倒な部分を請け負っています。
Deadline10でのAWS連携の図はこちらの資料が分かりやすいです。
比較的最新Verでの解説動画もありました。
・Google / Zync
既存のJOB管理システムと連携はできませんがWebインターフェースでの
Zync専用JOB管理システムと各種ソフトからのSubmitPluginが用意されています。
シーンがロードしているファイルがローカル・ネットワーク内に点在していても
収集してZync側に送ってくれるので個人ユーザーの方でも使いやすいですね。
また上記AWSと違いデフォルトだと50台までのインスタンスをSubmit時に
数を指定していれば起動・終了処理は自動で行われるのでお手軽です。
Zyncも上記のCROSSが請け負いしています。
余談ですが海外の大手でGoogle使ってます!って事例ではZyncではなく
大抵GCPで自分たちで環境を作って自社のフローの延長線上においています。
・Microsoft / Azure Batch
まとめ中
・ネクストスケープ / NS-Render
CORSSのAzure版ですね、ネクストスケープがサポートに入るようです。
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海外
Conductor (他と比べると選択出来るメモリ量が膨大)
GridMarkets
RenderBuzz
RenderCore
REBUS Farm
RenderFlow
Render Rocket
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(2010年の情報)
・IBM Computing on Demand
こちらは国内数社実績有りだけど海外のサービスと違ってソフトウェア毎の環境構築が諸々必要。
オプションで高速な自社とDCCoD間の転送or同期サービスがあったような気がした。